ドラッカーは事業の目標においても、中心となるのはマーケティングとイノベーションだと言っています。
そして、マーケティングの目標は複数存在するとも。
①既存製品についての目標
②既存製品の廃棄についての目標
③既存市場における新製品についての目標
④新市場についての目標
⑤流通チャネルについての目標
⑥アフターサービスについての目標
⑦信用供与についての目標
4Pとかアンゾフの成長ベクトルでも出てきそうな内容だけど、これらは実は2つの基本的な意思決定の元、設定されるとしています。
その2つとは、集中の目標と市場地位の目標です。
集中の目標は、基本中の基本で「われわれの事業は何か」との問いに対する答えも意味のある行動に変えることができるのだとしています。
そして、市場地位の目標。これはコトラーの市場地位の戦略にまとめられていますね。ドラッカーは市場において目指すべき地位は、最大ではなく最適だと言っています。
「最大ではなく最適」。中小企業はまさにこれを目指すべきでしょうね。
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