サービス業の生産性。日本は低いのか?
2017,06/19(Mon)
QBハウスがNYに進出って何か気になります。
個人的には間違いなく成功すると思います。
サービスの付加価値を金額に換え切れていない日本の勝利でしょう。
運送業の値上げでも触れたように、付加価値のある作業を無料で行なっている日本の習慣が、価格競争力に繋がっているはずだから。
その証明のためにも頑張って欲しいです。
でも、同時にサービス業の生産性の低さの証明にもなるんでしょうね。
生産性が付加価値の金額なら、おもてなしの精神が根底にある日本は、やはり低く評価されるでしょう。
だとすると、おもてなしは、金額に反映されて初めて、本当の評価が下されるのでは?そんな気もします。
いや、それは違う!と言う人もいるでしょうね。あくまで世界と比較するために言ってみただけで、私自身そうするべきだとは思っていません。
チップの額で評価されるようなことになったら、それは「おもてなし」とは言えませんから。
だから日本のサービス業の生産性は低くていいと思います。
そもそも、サービスは無形で目に見えない。受け手次第で、基準も違う。ある意味、お金に換え難いところにエネルギーを注いでいるわけですから、低くていいんです。
生産性の向上は何かの手段であって、目的ではないはず。もっとあげるべきは、その先にあるはず。
だからいいんです。目的と手段を履き違えないよう、物事を見ていかなければ。そう思います。
- 関連記事
-
- レコード復活? (2017/06/28)
- 物流のイノベーションに興味津々です。 (2017/06/22)
- サービス業の生産性。日本は低いのか? (2017/06/19)
- 不適切会計? (2017/06/17)
- タカタの民事再生法 (2017/06/16)
スポンサーサイト
