熊本地震で大きな被害を受け、立ち入りが制限されている熊本城の桜の名所が一般開放されました。
桜の名所として知られる「行幸坂」が開放されるのは熊本地震の後、初めてで、訪れた人たちは被災した城内を眺めたり写真を撮影していました。
訪れた人:「まだ、こんなにひどいんだなとびっくりしました」
行幸坂の開放はこの週末と次の週末にも予定されています。…テレ朝News
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000097226.html今年の花見は、どうなるかなぁと心配してましたが、ちょっと明るいニュースでした。
改めて、地震のすごさを振り返ると、震度7と震度6強が各2回、6弱が3回、5強が5回、5弱が12回。半年の間に起きた震度1以上の地震は4,081回。
5弱以上は、さすがにビクッとする規模です。それが24回も起きているんですから肉体的にも精神的にも辛い思いをした方が大勢いたことだと思います。
熊本城の復旧には634億円と20年の修復期間が必要です。形あるものは壊れるんだから、直す必要あるの?という意見もあるかもしれませんが、熊本県民からするとやっぱり熊本城はシンボルなんです。
きっと熊本城の修復の進み具合とともに、熊本県民は勇気が湧いてくるんです。
今年の熊本城マラソンでは、天守閣の瓦のかけらが参加者に配られました。それをもらっただけでもグッとくるものがあります。
観光客には完全版の壮大な熊本城を見て頂きたいけど、今の熊本城も是非見て頂きたいなぁと思います。入場できませんが、周囲からでも崩落した石垣や、崩れかけた櫓がたくさん見れます。痛々しい姿ですが、重機もない時代によくこんなものできたなぁと、その偉大さを実感できます。
震災時にたくさんの方から支援をいただきましたし、ふるさと納税でも支援いただいています。お返しできるものがあるとしたら、この熊本城の姿を実際に見ていただくことではないかとも思っています。

こんな姿の熊本城は、ある意味今しか見れないでしょう。この姿を見るのは、被災地を面白半分で見るのとは違うと思います。「じゃぁ、観光コースにすればいいじゃないか」と言われそうですが、私にはそんな力がないので突っ込まないでくださいね。個人的には、そうしてもいいのでは?と思うのですが。
それと、ご存知ない方のためにお知らせします。
熊本城では「一口城主」を募っています。一口一万円で城主になれるんです。ちゃんと城主証が発行されて、城主として登録されます。お殿様、お姫様になれるんです。
http://wakuwaku-kumamoto.com/castle/fukkou月の土地を買うのとは違いますよ。実際に見ることができますから。
http://www.lunarembassy.jp/osusume/osusume?utm_source=adw_osumo&gclid=Cj0KEQjwzd3GBRDks7SYuNHi3JEBEiQAIm6EIwwoTbfruDV8xvtCxllgjs8iVCdicAguAizT-0JCA8EaAuCh8P8HAQちょっとしたロマンです。オススメします。
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