2017,01/15(Sun)

今更ですが、カエルの楽園を読んで思うこと。
カエルの楽園の出来事を通して、今の日本について真剣に考えましょうというテーマかな?
最初に読んだ感想は、童話にしてはエグイなぁって感じでした。もちろん、外敵に対する抑止力のことを言っているのは分かりますが、あまり、印象に残る本ではありませんでした。
しかし、今、トランプ氏の大統領就任に際して、現実味を帯びた問題になっています。
憲法9条を三戒に置き換えて、三戒を守り通して滅びたナパージュ(カエルの国)の物語は、まさに今の日本の状況を思わずにはいられません。
スチームボート(ナパージュを守るワシ)との友好関係が抑止力になっていることに気づかず、三戒の平和主義だけで敵のウシガエルと対した、ナパージュのツチガエルたちの愚かさを悲しんでいる場合ではないと…。
平和ボケしているかもしれない日本国民に対して、もっと世界の中の日本に関心を持ちなさいというメッセージであることを、改めて認識しました。

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